
全国で市民団体によって起こされていくような、自主的な活動によって広がった森林ボランティア活動といったものも、日本のいたるところを襲った台風災害であったり、もしくは雪害といったものがきっかけになって開始されていきました。
東京においては、一九八六年の三月におきた西多摩地域で大きな被害をもたらした雪害によって、その地域にあったような福祉ボランティア団体である、花咲き村といったような団体が、被害にあってしまった木の片付けに関わりました。
そして、この手伝いがきっかけとなって、この花咲き村はその後、森林ボランティア活動といったものに取り組んでいきました。そして、富山によって沸き起こった、草刈十字軍運動といったものを受けて、東京で草刈十字軍、東京庵というようなものも活動をスタートしていきました。
また、九州においては一九九一年に起こった台風十九号によって、大きな被害を受けました。そのとき幹が折れてしまったり、もしくは曲がってしまったり、そしてそのまま根こそぎ倒れてしまったりというような、風倒木といったような被害が出ました。
そして,九州に存在しているような民有林だけを見たとしても、被害面積はおよそ五万ヘクタール、そしてその被害総額というものは、なんと千億円というような大きい被害になりました。
そして、最もこのときの被害がひどい地域であった大分県においては、財団法人福岡YMCA、そして日田林業、五百年を考える会といったよなものが、このとき森林ボランティアをスタートさせました。
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