
一九九二年に執り行われた、地球サミットというものによって、森林原則声明といったものが採択されました。
これによって、森林資源というものは現在だけでなく、これから将来の人々にとっての社会的であったり、もしくは経済的、そして生態的といったものや、または文化的であり、もしくは精神的といったような、単一のニーズではなく総合的なニーズを、しっかりと満たしていくためにそれからも持続的に管理していくということが、とても重要であるといったことが指摘されたのでした。
そして、一九九二年度にまとめられた、林業白書といったものでは、森林が持っている公益的機能といったものが与える、外部経済効果というものが実に三十九兆円にも達するというようなことが報告されたのでした。
これによってわかることというのは、森林の管理といったものは木材生産活動だけを目的にしているような林業者だけというわけではなく、水資源の供給であったり、もしくはレクリエーションの場というものを提供していくことができます。
ですから都市住民等といったような受益者と一体になって、多くの方の参加による総合的な森づくりといったものを進めていくということがとても大切であるということになるのです。
こういった動きが先駆けとなり、一九九五年になって、緑の羽根募金といったものがこのときに、緑の募金による森林整備等の促進に関する法律といったものになり、制定化されたのです。これでボランティアなどの森づくりを支援していくものになりました。
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